30代からするべきの真皮層ケア
最近、各化粧品メーカーが、アンチエイジングという概念を中心に多くの斬新な製品を展開している。しかし、製品の形やコンセプトがどのように変化し、成分がどのように変更されても、最終的には「しわ」や「たるみ」改善をアピールする商品になってしまう。最近の化粧品業界では「成分至上主義」が主流になってき、「レチノール」&「ナイアシンアミド」を添加する製品が注目されやすくなる。自分から見ると、「レチノール」は「整肌成分」というより、中世期のローマ教会の「免罪符」のようなものになりつつある。「レチノール」はまるでクソをケーキに変える「魔法呪文」「免罪符」のような肩書になっちゃった。
「成分至上主義」の話を置いといて、私が興味深いと感じたのは、30代のアンチエイジングに対する主な訴求が「しわ」と「たるみ」の改善のみという現象。「しわ」「たるみ」以外、他の訴求に応える新商品は全く出てこないのが不思議。「老化」というのは非常に複雑な問題であり、私にとって、「たるみ」や「しわ」がむしろ最も改善しやすい皮膚の問題かもしれない。実際、30歳を過ぎると、「たるみ」や「しわ」よりも深刻な問題が徐々に色々現れてくる。無視され続けた細かい問題が多く存在する。中の一部はそのまま放置すると、最終的に大きな問題に成長してしまう。
まず、皆さんに1つ質問を考えてもらいたい。
「年齢とともに、真皮層の水分は徐々に増加するのか?それとも徐々に減少するのか?」